Zoomでの双方向授業の開始
息子の通う塾でもZoomを使ったオンラインの双方向授業が始まりました。あらかじめ塾からのメールで使用するソフトや注意点などの連絡があり準備ができたのでスムーズにオンライン授業に臨むことができました。
最初こそ、ミュートにできなかったり、先生のホワイトボードの下の部分が見切れてしまったり、画面共有がうまくいかなかったりとちょっとしたトラブルはありましたが、大きな混乱もなく楽しく授業をすることができました。
今まで普段の塾の授業の様子を見ることはできませんでしたが、結構スピードが速くテンポのよい授業で驚きました。
双方向の授業らしく、途中で先生が質問すると子供は自分でミュートを解除して、質問に答えたり、時より笑い声が聞こえたり。授業の時間は4時間と長かったのですが、休憩を挟んでおやつや軽い夕食を取ることもできたので、集中して授業を受けることができたようです。
途中で演習の時間があり、先生が席を外しても子供たちは画面に自分とお友達の画像が映っているので、ダレることも緊張感をもって取り組んでいました。
授業を受ける部屋とネット環境
授業を受ける部屋ですが、初回は困ったことがあった時にすぐに対処できるようにリビングでイヤホンをして受けていました。次の日は、自分の部屋でイヤホンをしたり、耳が痛くなったら外したりして授業を受けました。その次の日は、最初はリビングで、休憩を挟んだ後は自分の部屋で。
我が家は私も主人も今は在宅でテレワークなので、時間帯によっては3人がそれぞれのパソコンがネットに繋がった状態です。ミーティングが重なる時は回線が重くなることもありますが、今のところ問題はありません。
でも、自宅の通信状況によってはずっと動画でつながっているのは厳しい家庭もありますよね。
実際、息子の塾のクラスでも何人かはZoomでも授業に参加していないお友達がいます。他に兄弟がいたり、ネット環境やPCやタブレット、授業を受ける為の部屋の有無、親御さんが仕事に行っていてひとりではオンライン授業の参加が難しい等、色々な理由があると思います。
中学受験の塾に通うお子さんのご家庭でもなかなか難しいのだから、公立の小学校でのオンライン授業は難しいのかなぁ。
自宅に子供が使えるPCがない場合どうしたらいい?
自宅にPCがなかったり、親がテレワークで使用したり、他の兄弟が使ってしまっていて、スマホでしたオンライン授業を受けられない場合もあるかと思います。
そういう場合の対処方法をいくつか考えてみました。
スマホとテレビをケーブルで繋ぐ
自宅にPCがなく、スマホしかない場合、画面が小さくてオンライン授業を受けるのが難しい時の一番手っ取り早い解決方法は、スマホとテレビを繋ぐことです。
iPhoneならこちらのアダプタを使えば簡単に自宅のテレビと繋げるので、テレビの大画面で塾の授業を受けることができます。
タブレットを買う
次に手っ取り早いのはタブレット端末を買うことです。スマホだと画面が小さいけど、10インチサイズのタブレットならそこそこ黒板やホワイトボードの字も見えるのではないでしょうか。
スマホの画面を無線でテレビに映す
スマホとテレビを繋ぐ際に、線があると邪魔な場合は無線でつなぐこともできます。
アンドロイドの場合はこちら↓
iPhoneの場合はこちら↓
パソコンを買って設定するとなると大変ですが、上記のような方法なら比較的手軽に対応できるのではないかと思います。
息子の感想
双方向のオンライン授業を受けた息子の感想ですが、「すごく楽しかった!!」とのこと。やっぱりみんなと一緒に勉強するのは楽しいですよね。画面に友達の集中した顔が映るのも刺激になるみたいで、息子の真剣な表情を久々に見ることができました(笑)
息子にオンライン授業と塾に通うのはどっちがいいか質問したところ「オンライン授業」だそうです。理由は、「通塾の時間がかからないから」とのこと。これは大人も同じですよね。私も主人もテレワークで通勤の時間がなくなっただけでもだいぶ楽になったし、普段よりも時間的にも体力的にゆとりができて、精神的にも余裕が生まれ、イライラしたり焦ることがなくなりました。息子に対して怒ることもほとんどなくなりましたね。
今はまだオンラインの授業が始まったばかりで新鮮だからかもしれませんが…とりあえず塾の通常授業が始まるまではオンラインの授業で問題がなさそうです。
新しい生活様式へ
こうやって今までの普通から新しい生活様式の普通に変わっていくのかな。私はこの流れには賛成です。
満員電車に乗って必死に通勤しなくても家できちんと仕事ができる。出勤しないと仕事ができない職種の人は仕方ないけど、そうでない在宅勤務ができる職種の人たちは家で仕事をすれば、住む場所も選ばないし、都心に人が集中することもなくなる。今までは異常だったんですよね。これから世の中の常識が少しずつ変わっていくんでしょうね。