GIGAスクール構想
文部科学省が進めるGIGAスクール構想の実現に向けて、息子の小学校でも1人1台の端末が配布され、端末を活用した授業がスタートしています。
GIGAスクール構想とは文部科学省のリーフレット(ホームページで閲覧できます)によると以下の2点だそうです。
- 1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現する
- これまでの我が国の教育実践と最先端のICTのベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出す
令和3年は「GIGAスクール元年」と位置付けられており、実現に向けてはまだまだこれからだと思いますが、息子に聞いてみると、6年生はある程度スマホやタブレットを使えることもあってか、みんな興味津々で休み時間なども、それぞれの使い方で楽しんでいるようです。
Google Chromebook
息子の小学校ではノートパソコン型のChromebook(クロムブック)が配布されました。
ChromebookなのでGoogle(G suite) for Educationを活用しています。中でもGoogle Classroomをよく使っているそうです。
Classroomでは、先生がクラス全員に課題を出して各自で答えたり、係の子がアンケートを取ったりしているそうです。そのほか、クラブ活動や委員会でもグループを作って連絡を取ったり、アンケートを取ることに使っており、子どもたちはすぐに使いこなせているようです。
お友達とGoogle Meetで通話したり、「寿司打」というタイピングゲームができるWebサイトでタイピング練習をしているとのこと。小学校でお友達と楽しみながらタイピングを覚えられるのは良い機会だと思います。
また、授業でもわからないことをインターネットで調べて発表するなど、通常授業でも活用されているようです。
自宅での接続テスト
自宅のWi-Fiに接続できるかを確認するため、端末を自宅に持ち帰ってきました。早速、息子がパパと無線LANルータのSSIDとパスワードを確認してPCに設定していました。
無事にWi-Fiに接続できた後は、宿題として出された課題に取り組み、その感想をclassroomに書き込んでいました。自分の感想を書くだけでなく、お友達の感想を読むことができるのはオンラインならではですね。
これまでタブレットを使ってスタディサプリで学習したり、昨年の休校中にタブレットで学習まんがや文庫を読んだり、PCを使ってZoomで塾の授業に出席したり、身近なものとしてデジタルデバイスを使ってきた息子。
ただ、以前PCに興味を持った際に「タイピングの練習して、速く文字を打てるようになりたい?」と聞いても、そこまでの興味は持ちませんでした。
いまはお友達と一緒にタイピングの速さを競ったりすることが楽しいみたいで、前よりスコアが良くなったと嬉しそうに話してくれました。私がブログを書いていると「書いてみたいな」と言うようになったり、PCがあっても何ができるかわからない、何をやれば良いのかわからない状態から一歩踏み出すという点でも、GIGAスクール構想での端末配布は良いキッカケになったと思います。
私立中学ではより先端のICT化が進んでいるので、どんなICT授業が受けられるのか楽しみです。受験が終わったら簡単なプログラミングなどにもチャレンジしてもらいたいです。