ロマンスカーミュージアム
4月19日にオープンしたばかりの小田急電鉄が運営する「子どもも大人も楽しめる」がコンセプトの鉄道ミュージアムです。
海老名駅に隣接しておりアクセスもしやすく、駅直結で「ビナウォーク」や「ららぽーと海老名」といった大型ショッピングモールもあります。
開業からしばらくは完全予約制で、一か月前から予約が可能だそうです。
息子が行きたいと言い出したときには、すでに大型連休中は予約でいっぱい・・・
平日の夕方が空いていたので学校が終わってから行くことに。
1.ヒストリーシアター
入館してまずはじめに現れるのが小田急開業時のモハ1形車両です。その奥にはロマンスカーの歴史を映像で楽しめるシアターがあります。タップダンスに合わせた映像と音楽がオシャレでした。
2.ロマンスカーギャラリー
歴代のロマンスカーが5車種並んでいます。
ロマンスカーならではの展望席を外から見ることができるほか、中に入ることができる車両もあります。息子も展望席の1列目に座って満足そうでした。
ほかにもロマンスカーアカデミアⅠという路線の発展やロマンスカーの歴史をまとめた部屋がありました。息子は複々線化事業(地下トンネル構造)を興味深く見ていました。
3.ジオラマパーク
新宿から箱根までの路線を中心にその近辺の様々な風景が細かく再現されています。
新宿の風景は広告までリアル!
小田急の主要な駅、沿線の街の風景や施設を見ているだけで行った気分になれます。
鎌倉、江の島
小田原
ジオラマだけでも楽しめますが、定期的に行われるジオラマショー「時間と距離のロマンス」が素晴らしかったです。
ジオラマとプロジェクションマッピングを組み合わせたもので、大人でも十分に楽しめる内容で感動しました。
博物館の方が「高いところから俯瞰してみると楽しめますよ」と言ってくださったので、ジオラマビューテラスという高い場所から観るのがおすすめです。
さらに、ジオラマの中にあるロマンスカーと江ノ電を自分で運転できる、100円で3分間の運転体験もあります。息子はロマンスカーGSE(70000形)が好きなようで、こちらを運転していました。
4.キッズロマンスカーパーク
小さなお子様向けのキッズゾーンもあり、ペーパークラフトで走る可愛らしいロマンスカーがありました。
この日は「まん延防止等重点措置」の適用もあり、一部が休止していましたが、通常であればロマンスカーをモチーフにしたすべり台やボールプールなどのアスレチックやペーパークラフト体験(こうさくしつ)も楽しめるようです。
こちらはインタラクティブアートという壁に手をかざしてなぞると、その通りに線路が敷かれて電車が走るものです。息子が小さい頃によく遊んでいたスマホアプリに似ています。
ほかにはロマンスカーシミュレーターもあります。こちらは抽選制で入館時に配られる抽選券の番号が当たれば体験することができます。入館30分の枠で2名しか当選しないようなので、残念ながら落選となりました。
ステーションビューテラス
屋上に出ることもできて、海老名駅を通る小田急線を見ることができます。ロマンスカーが通る時刻表があり、息子はお目当てのGSEを見ることができて大興奮でした。
小田急グッズショップ TRAINS
ミュージアムショップには小田急電鉄の公式グッズが並んでいました。ミュージアム限定商品もあり、息子は悩みに悩んだ末、勉強で使うシャーペンとクリアファイルを購入しました。
ミュージアムの出口にはクラブハウスというカフェも併設されており、こちらもオシャレでした。
今回は入館して2時間弱の滞在でしたが十分楽しむことができました。小鉄の鉄分補給にもなりましたし、コンセプト通り大人も十分楽しめる内容になっていますので、お出かけスポットとしてオススメです。